専業主婦を嫁に持つ同僚によく言われる言葉
野村まこです。
1つ年上の同僚。彼も管理職。
専業主婦を嫁に持つ彼に、よく言われる言葉があります。
「まこさん家は、お金があっていいよなぁ」
飲み会のたびに、子供の話になるたびに、言われます。
その時、心の中で、こう思っています。
「そりゃあ、私と同じ給料で1馬力のあなたの家より、うちの方が収入が多いのは当たり前やん。その分、犠牲にしているものもあるんですけど。」
私が犠牲にしているもの。
それは「時間」です。
ひとりの時間
ぼーっと考えごとをする時間
体力を回復する時間
子供の教育にかける時間
共働きをしていると、これらの時間が圧倒的に不足してきます。それが私には、とてもストレス。
ワーキングママと専業主婦ママ、どっちがいい悪いを比較しているわけではありません。それぞれメリットもデメリットもあります。だから、自分で生き方を「選ぶ」ことが大事だと思っています。
同僚に言われてモヤっとするのは、世帯収入を増やしたいなら、奥さんに働いてもらえばいいじゃん、ということ。
彼は、小学生の子供が2人います。進学校が多く、教育熱心な家庭が多い学区に住んでいて、奥さんは、子供が小さいうちから時間と手間ひまかけて教育に力を入れているそうです。
専業主婦家庭であることのメリットを享受していると言えます。私が手に入れたいものを彼の家庭は持っている。
外に働きに出ないことをあえて選んでいるという、彼の奥さん。それをよしとしている同僚。共働き家庭より、自由になるお金は少ないだろうし、節約生活が必須なのは当然のことでしょう。
でも、圧倒的に時間はあるはず。
その環境を選んだのだから、一方的に、共働き家庭のメリットだけをみて、うらやましがらないでほしいなと。
私も、子供が小学生になれば、時間をかけて勉強の面倒を見たいと思っています。低学年のうちは家庭学習が大事です。水泳や野球、英語の習い事もさせたい。
自分を犠牲にして疲弊しながらではなく、やりたいのです。私は馬力がある方ではないので、帰宅した後に家事をしてから、気長に丁寧に、子供の面倒をみれる気がしません。
だから、彼の奥さんのようなライフスタイルを目指しているわけです。そのために、他の家庭を比べて、ないものを嘆くのではなく、今できる努力をしています。
専業主婦が、子供が手を離れた後に働きに出ようとしたとき。
共働きママが一時的に会社を辞めて、また働きたいと思ったとき。
女性のライフスタイルに合わせて、もっと簡単に復帰できる世の中になればいいなと思います。
つづく
ハピタス
始めるなら早い方が断然お得って
知ってました?