晩婚晩産の家庭と老後
野村まこです。
先月、42歳になりました。
夫は2つ上の44歳。
2013年、私が37歳、夫が39歳の時に結婚し、
すぐに子供が産まれました。
我が家が一人っ子なのは、夫婦の意思によるものです。
ほしくても二人目は年齢的に厳しかったかもしれませんが、
計画的に一人にしました。
自分たちの年齢のこと、これから経済的肉体的に育児に費やすパワー、
私が退職を望んでいること、などを総合的に考えて
夫婦で話し合った結果です。
ひとり息子を、丁寧に愛情たっぷりに育てていこうと。
子供がオギャーと産まれてから大学を卒業するまでに、いくらが必要か調べました。
小中高から大学まで、公立私立と色んなコースがあるけど、
ざっと3000万円はかかります。
晩婚晩産の家庭は、定年を迎える頃に、教育費のピークが重なったり、
住宅ローンがまだ残っていたりして、老後資金を貯める期間が少なくなります。
晩婚晩産の家庭がゆとりのある老後を迎えるために必要なことは、
いかに独身の間に貯金を増やしておくか
だと思います。
結婚当初、夫には貯金がほとんどありませんでした。
39で貯金なしとかありえない…
夫は浪費家ではないのに、なぜだかお金を貯めることが苦手です。
あるだけ使ってしまうタイプ。
私の方は、結婚前に1000万円ほど貯金がありましたが、
37歳という年齢を考えると、少し物足らない気がします。
30代は趣味のダンスにがっつり費やしたから、しょうがない。。
夫にも1000万円くらいの貯金があれば、
我が家は2000万円からスタートできたわけです。
2馬力の共働き家計は、独身時代とは比べ物にならないほど、
急カーブで貯金が増えます。
我が家も5年で1700万ほど資産が増えました。
車も2台買い替えましたし、生活には余裕があります。
だけど、この余裕に甘えて、二馬力で貯金できる期間が短いこと、
教育費の本番が始まっていないことを忘れてはいけません。
共働き年数が長ければ長いほど、余裕を持って
教育資金や老後費用を貯められます。
もし20代で結婚してれば‥
せめて30代前半で結婚していればあなぁと
と思いますが、後ろを向いてもしょうがないですね。
義姉は夫の3つ年上の46歳で、すでに子供2人が独立しています。
今年、孫ができました。
孫が私の息子と3歳差！
義姉夫婦は、2人そろってバリバリの正社員共働き家庭。
住宅ローンも完済済みなので、残りの人生でたっぷり老後資金を貯められるでしょう。
我が家は、巻いて巻いて老後資金を貯めなくては。
この思いが、退職したい気持ちにいつもブレーキをかけるのです。
葛藤しています。
つづく。
ハピタス
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