女40代からの働き方とお金 ②

 野村まこです。

会社を辞めようという気持ちが固まってきたのは今年に入ってから。

不思議なことに、息子が赤ちゃん期にはそれほど思わなかったけど、

言葉でコミュニケーションできる歳になった今だからこそ、

心と時間に余裕を持って、息子と触れ合いたい。

 そう思うようになりました。

今までとは違うペースダウンした働き方をしよう

今年の3月には、退職に向けた意志が固まりました。

仕事の区切りを、部署の2番手の後輩にある程度引き継いだ段階、

と自分の中で決めました。

それが、夏頃になる予定でした。

ところが、その後輩が妊娠したのです。

年内には産休に入るとのこと。

今手掛けているプロジェクトが軌道にのるには

彼女が産休中に人員補充をして、その新人が独り立ちするまで

待たないといけません。

会社を辞める腹は決まったはず。

なのに、諸々の現場事情がある中で、上司に相談できませんでした。

今というタイミングで会社を離れることは、

無責任すぎると考えてしまいました。

会社組織は、自分一人が辞めたところで、回っていくものです。

状況がどうあれ、私が固い意思で退職へともっていけば、

会社はそれに対応した人員配置にするはずです。

退職の意思を伝えられなかったということは、

自分の中でまだ迷いがあるのだと思います。

本当にここで辞めてしまってもいいの？

今の環境を捨てるがもったいない、という思いが捨てきれないのです。

現在の42歳という年齢を考えると、会社を辞めても、

現状より条件のいい会社に、再就職できると思えません。

今の会社では、ある程度のキャリアを積んできたけど、

辞めても通用する突出したスキルが自分にあるとは思ってないです。

会社員としては、今が確実にピーク。

稼げるだけ稼ぎたい。

そして何より。

私が会社を辞めると、世帯年収は半分以下になってしまいます‥

我が家は、世帯年収はそこそこあるけれど、

夫より妻の方が年収が高い家庭なのです。

こ、怖い‥

専業主婦になれるほどの余裕はない。。

もともと扶養に入る気はないけど。

住宅ローンもあるし、私が働きに出ないと、

教育費も老後費用も十分ではありません。

晩婚晩産の私たち夫婦は、教育費と老後資金を同時に貯めていかなきゃ

あっという間に下流老人になってしまう。

二馬力でガリガリいかなきゃ。

老後に向けて、ふんばり時な気がします。

そして、まだ仕事への未練は捨てきれないのか。

またぐるぐるしてきた。

でも、ずっと今の会社で働き続けるという選択をしたわけではないので

退職への気持ちは変わりません。

葛藤は続きます。

まずは、今できることを！

どんぶり家計を改善して引き締めていくこと

本業以外の収入の柱を育てていくこと

今後も奮闘をつづっていきたいと思います。

つづく。

ハピタス

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