管理職ママ、会社辞めるってよ

共働きしながら4歳の一人息子を育てる40代ママ。力尽きてついに会社を辞める覚悟を決める。世帯年収、半分以下になる危機を乗り越えられるか?!あらゆる策を練ってセミリタイヤ(稼げる専業主婦)を実現するブログ

私がリスクの大きいトルコリラに投資する理由

 

野村まこです。

 

FX投資のことをよく記事にしていますが、なぜ私が、リスクが高い新興国通貨の代表格であるトルコリラに投資をしているか、理由を挙げます。

 

FXで利益を得る方法は2つあります。

 

①売買による差額で利益を得る(キャピタルゲイン

②2ヶ国間の金利差を毎日受け取る(インカムゲイン

 

私は、②番狙いです。

 

トルコリラといえば、政策金利が高いことで知られています。24%もあるのです。(2019年1月現在)

 

一方で、日本は0.1%です。

言わずと知れた低金利

その差は、なんと、240倍 です。

 

つまり、トルコリラを買いポジションで保有しているだけで、ポジション数に応じて、この240倍の金利差分(スワップ)を、毎日受け取れるわけです。

 

具体的にいくらぐらいもらえるのか?

私の場合。

 

現在、トルコリラを40万通貨、保有しています。2019年1月現在で、1万通貨あたり、1日平均100円のスワップポイントが付くので、(外為どっとコム

 

40万通貨×100円=4,000円

 

1日あたり、4,000円不労所得を手にしていることになります。土日休日含め、365日、毎日です。これってすごいことですよね!

 

1ヶ月で計算すると、

4000円×30日=120,000円

 

わぉ!120,000円にもなります。

ちょっとした主婦のパート代より稼げます。しかも、「何もせずに」です。これぞ、お金がお金を生む威力。

 

だけど、そんなにうまい話があるの?って思いますよね。当然です。リターンが大きい投資は、リスクも大きいのです。

 

トルコという国は、人口構造の若い新興国で経済成長が期待できる一方、

 

・インフレが深刻

・失業率が高い

貿易赤字が拡大

・エルドリアンが独裁政治

・テロによる影響

 

など、不安定な情勢が価格変動に影響してきます。

 

そして、これ。

過去10年にわたるトルコリラのチャートです。

f:id:nomuramako:20190129072840p:plain

 

右肩下がり。

 

キレイな右肩下がり(笑)

だだ下がり(笑)

これは、トルコリラの通貨価値が、年々下がっているということを意味しています。

 

2007年に100円近くあったトルコリラは、現在、20円半ばで推移しています。過去最安値は、15.4円。去年8月のトルコショックの時。まだ記憶に新しいです。

 

2007年最高 99.6円

2018年8月  15.4円 (過去最安値)

2019年1月   20円半ば(現在)

 

100円が15円まで下がったのですね。10年で6分の1以下になりました。長期でみると、値を下げた後、回復することなく下がり続ける暴落通貨なんて、危険極まりないです。

 

それでも私は、リスクを計算した上で、この通貨を買うことに決めました。

 

f:id:nomuramako:20190129230940j:plain

 

40万通貨を、平均21円で購入しています。もし仮に、トルコリラが半値の10円になった場合。わたしが被る損失(含み損)額は、

 

21円―10円=11円 

11円×40万通貨=440万円

 

440万円のマイナス(含み損)

 

そして、もっとも最悪な事態は、トルコのデフォルトです。トルコという国がデフォルトして、トルコリラの価値が0円、つまり、紙くずになったと仮定したら、私の損失はいくらになるのでしょう?

 

21円―0円=21円

21円×40万通貨=840万円

 

840万円のマイナス(含み損)

 

この損失を、毎日獲得するスワップで穴埋めようとした場合、何年で相殺できるでしょうか? このままスワップが、1日100円もらえるとして、

 

100円×40万通貨×30日×12ヶ月=144万円

 

1年で144万円の利益。ここから、税金をざっくり20%引くと、年間115万円の純利益。

 

840万円÷115万円=7.3年

 

最低最悪のトルコデフォルトの場合でも、7.3年で損失は相殺される計算になります。7.3年の間にトルコがなくなる可能性は?と聞かれると、

 

可能性は0ではないけど、極めて低いと、私は思います。1つの国家がなくなることはそうそうないでしょうから。そして、実際には、デフォルトしても、通貨価値が0になることはありません。

 

ただ、トルコの政策金利が、24%のまま推移することも考えにくいので、下がった場合のことも想定しておく必要があります。政策金利が下がれば、スワップ利益も下がります。

 

もし、スワップ利益が半値の50円になったとしたら、840万円のマイナスペイに15年近くかかることになりますね。

 

現実的なせんとしては、1トルコリラ=5円、くらいまではありえるのではないかなと思っています。

 

トルコリラのような高金利通貨を買う場合、最も重要なことは、

 

いくらの時に仕入れるか

 

これに尽きると思います。

 

100円から半値の50円になった時、この辺りが底値だと思って大量に買った人は、大半がその後、ロスカットされて資金を溶かしてしまったことでしょう。

 

私が保有している40万トルコリラは、平均すると21円で仕入れています。これは歴史的にみると、かなり安値の位置です。

トルコショックの時に10円台で拾えた人はお宝!

 

私が、こんな暴落通貨を大胆に購入した理由は、歴史的にみてもかなりの安値で仕入れたことにより、考えられる最大のリスクを計算できるからです。

 

①最大損失は840万であること(実際にはここまでのマイナスはない)

②もしそうなった時、7.3年分のスワップ利益でプラスマイナス相殺できること

③そして、マイナス840万にたえれる資金管理をしておけば大丈夫なこと

 

この3点を把握しているから投資できるのです。リスクを考えた上で、投資する価値(月12万円の利益)があると思ったのです。

 

現在の投入資金は600万円。

600万円のお金で800万円近くのトルコリラ保有。必要証拠金や含み損を差し引いても、レバレッジ2倍を切っているので、安全は確保しています。

預貯金のような安全資産とのバランスを取った上で、余剰資金であれば攻めの投資はありだと思います。

 

賛否あると思いますが。

投資は自己責任で。

よかったら、過去記事も読んでみてくださいね。

 

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つづく。

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